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中期経営目標

ハークスレイグループは、2024年6月3日開催の取締役会において、2028年3月期を最終年度とする「事業の成長と収益拡大により持続的に利益成長を実現するための中期経営目標」を決議いたしました。

1. 2028年3月期末における経営目標

SWIPE

経営指標 経営目標
資本効率 ROE 6.9%(2024年3月期) → 8.3%(+1.4 ポイント)
株主還元 1株当たり年間配当金

「前年を下回らない増配を目指す」

24円(2024年3月期) → 35円(+45.8%)
DOE 2.1%
※小売業中央値 2.0%
自己株式取得 機動的に実施
成長投資 成長投資 2025年~2028年累積 178億円(M&A120億円、設備投資58億円)
売上・利益 売上、各利益とも過去最高更新
売上 467億円(2024年3月期) → 720億円(+54.1%)
EBITDA 38億円(2024年3月期) → 56億円(+47.4%)
当期純利益 16億円(2024年3月期) → 25億円(+56.3%)
収益力 EPS 86.87円(2024年3月期) → 134.50円(+54.8%)
  • 注)

    ( )内は2024年3月期対比
    ROE(自己資本当期純利益率)、DOE(株主資本配当率)、EBITDA(営業利益+減価償却費+のれん償却費)、EPS(1株当たり当期純利益)
    ※DOE 小売業中央値 2.0%(2023年)は当社調べ

2. 中期経営目標策定(2028年3月期最終年度)にあたり

成長投資による事業領域(ポートフォリオ)を拡大することで、事業の成長と収益拡大により企業価値を高め持続的成長を目指す。

3. 成長戦略

成長投資による経営基盤の強化(足場固め)による利益拡大

  • 成長投資に178億円(M&A120億円、設備投資58億円)。
  • 「物流・食品加工事業」を中心に積極投資。
  • 食品製造、冷凍食品製造、菓子製造、農産物・水産物・畜産物の生産・加工業他、当社事業とのシナジーによる事業基盤の強化・拡充及び新領域拡大。

4. セグメント別事業戦略

(1)中食事業

売上高構成比

中食事業 売上高構成比
  • 新メニュー開発発売による「若年層」「シニア層」など新規顧客層の開拓。
  • デジタル販促の積極的実施。
  • 自社アプリ「ほっかアプリ」、「モバイルオーダー」による会員数増加。
  • 大型パーティー、イベントの需要取り込み。
中食事業

(2)店舗アセット&ソリューション事業

売上高構成比

店舗アセット&ソリューション事業 売上高構成比
  • 「店舗リース取引店舗」、「不動産管理テナント」の稼働店舗数増加によるストック収入拡大。
  • 店舗不動産ビジネスにおける所有不動産のバリューアップ販売。
  • 店舗運営のコンサルタントとしての多面的ソリューションの提案。
  • サービス業における人材不足問題に対応した特定技能外国人就労支援等人材紹介ビジネス。
店舗アセット&ソリューション事業

(3)物流・食品加工事業

売上高構成比

物流・食品加工事業 売上高構成比
  • 販売好調な定番商品の一層の拡大(販売先、受注数)。
  • 好調なOEM製造受託、カミッサリー事業の売上拡大。
  • 継続的なヒット商品の開発。
  • 製造設備等の更新による生産性向上。
物流・食品加工事業

5. 財務戦略

株主還元
  • 当社の配当方針は、安定的な配当を継続することを基本方針とし、将来に向けた成長投資に利益を配分するとともに、株主の皆様への利益還元重視の姿勢をより明確にするため、1株当たり当期純利益(EPS)の伸長に合わせ現金配当につきましては、前年を下回らない増配を目指す。
  • 自己株式の取得は、資本水準や株式市場環境及びROE、EPSの伸長等への効果を総合的に勘案し機動的に実施する方針。
  • 2024年6月3日付「配当方針の変更に関するお知らせ」を参照。
キャッシュ・フロー・アロケーション 本中期経営目標4ヶ年(2025年~2028年)で、営業キャッシュ・フロー154億円と手元資金を、株主還元に22億円、成長投資に178億円(M&A120億円、設備投資等58億円)程度を振り向ける。
資本コストを意識した経営
  • 成長投資による利益拡大と資産効率改善により、2023年3月期末にROE8.3%に引き上げ(自社調べ:2023年全業種中央値7.3%、小売業6.7%)。
  • 事業特性を踏まえた最適な資本構成を検討し実行。