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コーポレート・ガバナンス

コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方

当社は、コーポレート・ガバナンスをステークホルダーに対する企業価値の最大化を図るための経営統治機能と位置付けております。経営統治機能の確立に向けて、迅速な意思決定と業務執行に対する監督機能に重点を置き、透明性を高めるとともに経営環境の変化に迅速、且つ柔軟に対応できる体制の確立に努めております。さらに社内への法令遵守の意識教育を徹底し、企業倫理に根ざした事業活動を推進することにより、企業としての信頼性の確保に取り組んでおります。

コーポレート・ガバナンス体制

SWIPE

企業統治の体制の概要

取締役会

2025年6月26日現在、当社の取締役会は、代表取締役会長兼社長 青木達也が議長を務めております。その他メンバーは取締役 石井実、水野治彦、阿部豊明、澤田忠雄、社外取締役 酒井豊、道畑富美の取締役7名(うち社外取締役2名)で構成されており、毎月1回定時取締役会のほか、また必要に応じて臨時取締役会を開催しております。

取締役会は、法令・定款に規定するもののほか、取締役会規程に基づき重要事項を決議し、各取締役の業務執行の状況を監督しております。また、取締役会には、すべての監査役が出席し、取締役の業務執行の状況を監視できる体制となっております。

2025年3月期において、当社は定時取締役会を12回、臨時取締役会を3回、計15回の取締役会を開催しており、個々の出席状況については次のとおりであります。(なお、水野治彦、阿部豊明は2025年6月25日に新たに選任されたため、表には記載しておりません。)

定時取締役会・臨時取締役会への出席状況

SWIPE

氏名 取締役会(15回開催)
定時取締役会
(12回開催)
臨時取締役会
(3回開催)
青木達也 12回 3回
澤田忠雄 12回 3回
石井実 12回 3回
酒井豊 12回 3回
道畑富美 12回 3回
米田憲弘(常勤監査役) 12回 3回
鈴鹿良夫(監査役) 11回 3回
辻本健二(監査役) 12回 3回
  • 取締役会における具体的な検討内容として、取締役会規程に定める取締役会付議基準に従い、経営方針に関する事項、株式に関する事項、決算及び事業報告に関する事項、人事・組織に関する事項、資金に関する事項、関係会社に関する事項など業務執行のための重要事項等を審議し決議いたしました。また、月次決算他重要な業務執行状況等の報告を受けております。
    当社は、取締役会が実効的にその役割を果たしているか検証するとともに、取締役会の機能強化を図り、実効性をさらに高めることを目的に、23年3月期より取締役会の実効性に関する分析・評価を実施しています。

監査役会

2025年6月26日現在、当社は監査役会制度を採用しております。常勤社外監査役米田憲弘、社外監査役 鈴鹿良夫、社外監査役 辻本健二の常勤監査役1名及び非常勤監査役2名で構成されており、3名全員が社外監査役であります。監査役会は2ケ月に1回の定例監査役会のほか、必要に応じて臨時監査役会を開催しております。社外監査役の3名は取締役会のほか重要な会議に出席し、監視できる体制となっております。また、内部監査室及び会計監査人と定期的に情報交換を行っており、監査の実効性を高めております。

2025年3月期において当社は定例監査役会を7回開催しており、個々の監査役の出席状況については次のとおりであります。

監査役会への出席状況

氏名 出席回数 開催回数
米田憲弘 7回 7回
鈴鹿良夫 7回 7回
辻本健二 7回 7回
  • 監査役会における主な検討事項は、監査の方針・職務の分担等の決定、内部統制システムの整備・運用状況の確認、リスク管理体制の整備・運用状況の確認、サステナビリティに関する考え方及び取り組み状況の確認、会計監査人の選解任・不再任に関する事項、会計監査人の報酬等に対する同意、監査役選任議案に対する同意、会計監査人の監査の方法及び結果の相当性の確認、監査報告書の作成等です。

戦略会議

経営戦略上の重要課題・重要案件を審議するための機関として戦略会議を設置しております。少なくとも代表取締役1名以上参加の上で毎月1回以上開催しております。

重要課題としては「事業戦略の動向」「グループ人財採用育成」「社内環境整備・従業員エンゲージメント」「IR戦略及びリスクマネジメント」等、重要案件としては「一定金額以上の投融資案件」等が対象です。取締役会の事前に戦略会議で重要案件審議を行うことにより、取締役会の実効性を高めてまいります。「リスクマネジメント」に関しては、マテリアリティに関連するリスク及びその他の事業リスク・財務リスクについて年1回、社外取締役・監査役の意見も踏まえ、「主要リスクの選定、及びその重要性(影響度・緊急度)の判定に係る承認」を行います。

内部監査室

当社は、内部監査機能の充実、強化を図るため、独立した内部監査室を設置しております。
内部監査室は、内部統制システムを整備・運用し、内部統制の目標を効果的に達成するため、当事業年度の内部監査計画に基づいて業務執行が適正かつ効率的に行われているかを監査しております。また、内部監査部門は、財務報告に係る内部統制についての内部統制評価手続を併せて実施しております。(内部監査室は2名/2025年3月末現在)。また、内部監査の結果や財務報告に係る内部統制の評価結果等は代表取締役会長兼社長、各担当役員、取締役会に報告するとともに、監査役会にも報告され、監査役監査、会計監査との連携を図っています。

指名・報酬委員会

取締役の指名・報酬に係る評価及び決定プロセスの公平性、透明性、客観性を担保することにより、取締役会の監督機能の強化、コーポレート・ガバナンス体制の一層の充実を図るため、新たに指名・報酬委員会を2023年1月17日に設置いたしました。指名・報酬委員会は、取締役会の決議によって選定された3名以上の取締役で構成し、その過半数は独立社外取締役とします。また、取締役会の決議により、取締役である委員の中から委員長を選定しております。指名・報酬委員会は1年に1回以上、必要に応じて開催いたします。

指名・報酬委員会の役割

  • 取締役会の構成・バランスに関する事項
  • 取締役の選任及び解任に関する事項
  • 代表取締役、役付取締役の選定及び解職に関する事項・社外取締役の独立性判断基準に関する事項
  • 取締役の報酬等を決定するにあたっての方針及び手続に関する事項、取締役の報酬等に関する事項、その他取締役会が必要と認めた事項

指名・報酬委員会への出席状況(2025年3月期)

氏名 開催回数 出席回数
青木達也 1回 1回
酒井豊 1回 1回
道畑富美 1回 1回
  • 指名・報酬委員会における具体的な検討内容として、取締役の選任及び解任に関する事項、取締役の報酬等を決定するにあたっての方針及び手続に関する事項・取締役の報酬等に関する事項等について、審議を行いました。

サステナビリティ委員会

当社グループは、企業を取り巻く環境が大きく変化する中、持続可能な社会の実現と企業の持続的成長を両立していくことが重要な経営課題であるとの認識に立ち、当社の環境・社会への取り組みをより一層強化するため「サステナビリティ委員会」を設置しております。

危機管理連絡協議会

当社グループは、企業価値に多大な影響を及ぼすおそれのある事故・災害に関し危機管理規程を定め、対応手順をマニュアル化し、情報の混乱や連絡ミスを防止することによって迅速かつ適切に対応するため「危機管理連絡協議会」を設置しております。万一、事故や災害が発生した場合には、危機管理規程に基づき、直ちに危機管理連絡協議会を開催し、被害ならびに社会的混乱などの影響を最小化するために、予防対策ならびに事後対策を講じます。

内部統制推進委員会

当社の「内部統制(業務の適正を確保するための体制)ならびにシステム構築に関する基本方針」に基づき、社会的責任を果たし、企業価値の維持・向上を果たすべく、経営理念及び経営方針(存在意義、経営の妥当、行動規範)のさらなる浸透を図るとともに、内部統制体制を整備、運用することを目的として内部統制推進委員会を設置しております。

コーポレート・ガバナンス報告書

株式会社ハークスレイのコーポレート・ガバナンス報告書は以下よりご確認いただけます。